- 食育だより
食育の日・広島じゃけ~【給食室】

毎月19日は、食育の日。今月は広島県の郷土料理でした!
給食の献立は、もぶりごはん、しめじの味噌汁、呉の肉じゃが、もやしの塩昆布和えです。

「もぶる」とは、広島県の呉市や大竹市の方言で「混ぜる」「混ぜ込む」という意味があり、もぶりごはんは、炊きあがった白ごはんに様々な野菜を混ぜたご飯だそうです。地域によっては、魚やえび、貝を一緒に混ぜるところもあるそうです。
給食のもぶりごはんは、ごぼう、にんじん、さやいんげん、しいたけ、じゃこ、油揚げの6種類の食材を入れました。煮汁を入れてご飯を炊いたので、ご飯も美味しそうなきつね色♪
具材を入れて混ぜ込みました!

とっても美味しそう!!
みんなモリモリ食べてくれましたよ~。
4・5歳児、そら・くじらさんのお部屋に行くと、「今日の肉じゃが人参がない~!」
すぐに気が付いてくれて、びっくり!

「いつもの肉じゃがに、何が入ってるか知ってる~?」と聞くと

みんな大正解!すべて答えてくれました。
一般的な「肉じゃが」は、じゃがいも、お肉、玉ねぎ、にんじん、糸こんにゃく、絹さやなどの食材を入れて作りますが、「呉の肉じゃが」はじゃがいも、牛肉、糸こんにゃく、玉ねぎと決まった具材で作られるのが特徴です。
そしておやつはレモンケーキ。

広島は、レモンの生産量が国内1位です。
使ったのはレモン果汁ですが、生地にも、上にかけるシロップにも使い、レモンの風味たっぷりに仕上がりました。
いろいろな郷土料理を作るたびに、私たちも発見がいっぱいです。
子供たちにも郷土料理を通して、様々な味や由来など知ってもらえたらと思います。
来月も楽しみにしていてください★