- 食育だより
食育の日~遊ぶ・食べる・寝る!【給食室】

毎月19日は食育の日です。
この日は、4・5歳児クラス、そら・くじらさんのお部屋にお話に行きました。

石山くじら保育園では、5月から毎月、食育の日に日本各地の郷土料理をメニューにして紹介しています。
5月は地元の滋賀県、6月は北海道、7月は新潟県、8月は埼玉県、9月は愛知県、
そして、10月は三重県。

献立は、麦ごはん、わかめの味噌汁、とんてき風、ちゃつです。
ちゃつというのは、朱塗りの木皿の名前で、昔その皿に盛り付けて提供していたことから、
ちゃつと呼ばれるようになりました。
根菜類、昆布、厚揚げなど具だくさんの煮物で、お酢が入っているのが特徴です。
感想を聞くと「ちょっと酸っぱい味がした~」と、酸味を感じ取ってくれたようです。
「食育って何?」
その問いかけに、「食べること!」「お料理!」「感謝する!」
元気よく答えてくれました。
菜園活動、クッキング、食事の挨拶・・・食から学び得ることはたくさんあります。
今回、子どもたちには、一番大切にしてほしいことを伝えました。
「お友だちといっぱい遊んで、食べて、寝る!それで強くなって、大きくなるんだよ」

当たり前のことですが、今の子どもたちにとって、一番大事にしてほしいことですよね。
みんな、まっすぐな目でうなずいてくれました。
また、私が思っていた以上にしっかりとお話を聞いてくれ、さすがお兄さん、お姉さんだな~と感心した一日でした。
私たちは毎日、みんな食べてくれるかな?喜んでくれるかな?と子どもたちの笑顔を想像しながら、調理にあたっています。
子どもたちの「おいしかった!」は、とびきりの誉め言葉です。
これからも、おいしい楽しい給食を、給食室から届けていきたいと思っています。
来月の食育の日もお楽しみに!