お盆の期間を利用して、お墓参りに行ってきました。

場所は、北海道の函館の近くの奥尻島（おくしりとう）です。

離島ということで、１日１便のセスナ飛行機と１日２便のフェリーしか運航していません。

「さて、どうやって行こうか・・・」と色々考えた結果、函館までは飛行機、そこからはＪＲで新函館北斗駅まで、更にバスで江差、そしてフェリーで奥尻に向かうことにしました。

台風が近づいていたこともあって、フェリーが出発するか心配もありましたが、無事に出航。

船は結構揺れました。

船の中にあるこのモニュメント、なんだと思いますか？答えは後半で。

奥尻に着いたら、既に夜。

バスも１日数便、タクシーは観光用しかないところなので、親戚に車で迎えに来てもらいました。

　

次の日、目が覚めたら早速、海岸へ！　とってもきれいでした。

砂浜に落ちているものを拾ってきました。

調べてみたら、北海道の貝殻は色合いが地味なもの、沖縄の貝殻は大きくて色鮮やかなものが多いみたいです。

河口近くなので、淡水の貝も混じっていました。赤い実はハマナスの実です。

実家のお墓まいりをしてから、海で遭難した人を祀ってある場所にも行きました。

灯台があって、石がいっぱい積みあがっています。ハマナスの花も咲いていました。

そして奥尻島一番のシンボルへ！鍋釣岩（なべつるいわ）です。昔のいろりにかける鉄鍋の丸い取っ手に形が似ているのでこの名前が付いたそうです。

フェリーの中のモニュメントはこれがモチーフということですね。

私たちの保育園がある滋賀県は海のない県です。海についての絵本や歌などを歌ったりしていますが、保育者自身が見聞きしたことも子どもたちにも伝えていきたいと思います。