子どもたちがいつも散歩に行く三田川では、６月に入るとホタルが飛び交います。

今回は、ホタルを育てている方から頂いた、オス３匹とメス４匹のヘイケボタルが、ひと足早く保育園のみんなのところへ。

お昼寝の時に暗くなった保育室で、3歳児にじチームのお友だちに見てもらいました。

自然の中では、薄暗くなった夜７時くらいから９時くらいにかけて飛び始めるということで、うまく光ってくれるかな、子どもたちに光るホタルを見てもらいたいな、と思っていたのですが・・・

その様子が、こちらです。

ホタルを見た子どもたちは「なんか光った！」「ピカピカしてる」「なんで光ってんの？」とびっくり。

「目が光ってる！」と教えてくれたＡくん、「いや違うわ、後ろが光ってる！」と興味津々でした。

ちょっとだけ軽く刺激を与えると光るとのことで、ふーっと息を吹きかけるＢくんたち。

　

保育園の回りにはたくさんの川が流れており、すぐ近くにある螢谷という地名が示すように、昔は本当にたくさんのホタルが飛んでいたそうです。

最近では少なくなってしまったとのことですが、あと１～２週間もすると、保育園のまわりの川でもホタルが見られると思います。

ぜひ子どもたちと一緒に、夜の散歩を楽しんでみてください。雨上がりの風のない夜がおすすめだそうですよ。

卵や幼虫・蛹の時から光るように、ホタルが光るのは、外敵に対して毒があるという警戒を発する事で身を守っているとの事、人間だと大丈夫だそうですが、触ったらお家へ帰ってよく手を洗うようにしてくださいね。

私たちは、散歩や屋外活動の中で子どもたちが色んな自然と出会い、触れることを大切にしています。子どもたちの心の中にも、ホタルの輝きが残ってくれると嬉しいです。