- 園ブログ
確かめよう!~自分の目で~

今週の火曜日、そら・くじらチームの保育室にて『大津市交通安全カンガルー教室』があり、にじ・そら・くじらチームの、3・4・5歳児35名が参加しました。
前日に担任から話を聞いている4・5歳児の子どもたちは、「けんちゃん、来るかなあ?」「けんちゃん、ぼくも知ってる!」と準備をして下さる様子を見ながら話し、ワクワクの様子でした。
けんちゃんというのは、いつもカンガルー教室の時に登場する、腹話術のお人形のことです。
子どもたちは、毎年とても楽しみにしています。
「今日は、交通ルールを守るお勉強をします。ルールを守らないと、ひとつしかない大切な命が無くなる事もあります。」と、交通指導員さんのお話が始まりました。
そこで・・・あれっ?
指導員さんと一緒に来ているはずのけんちゃんがいません。
みんなで「けんちゃ~ん!けんちゃ~ん!」と大声で呼ぶと・・・けんちゃん登場です!


まず、横断歩道の信号をみて渡る方法を、けんちゃんに聞くと、
「右みて、左みて、あっち向いてホイ!って渡る!」
「キャハハハハ」「違うー」と、みんな大爆笑でした。
次に、点滅信号の渡り方を聞くと「青になったら、走ってよーい、ドン!」とけんちゃん。
これまた「違うー」と、子どもたちは大爆笑。
その他、交差点の渡り方・車に乗った時に何故シートベルトをするのか・駐車場で注意する事なども教えて頂きました。
そして、『桃太郎の交通安全』のDVDを観てから、

教えていただいとことに気をつけて、交差点や横断歩道を渡ってみました。


最後に、指導員さんから「ルールを守って上手に歩けていました」と、大きなマルをもらいました。

交通安全教室で、「ルールは知っていても、守るぞ!という強い意志がないと守れません」と指導員さんがおっしゃっていた言葉が、心に残りました。
大人である私たちが意識を変えていく事が、子どもの身体を、命を守ることにつながっていくだろうと思います。
「まあいいか。渡ってしまおう。」の行動を子どもが真似ていく、そんな恐ろしい事にならないよう、ぜひ、親子で交通安全について話し合う機会を持って欲しいと思います。
カンガルーは、幼いこどもをおなかの中で大切に育てる動物です。
この『カンガルー教室』という名前の由来は『カンガルーのように、幼児を保護者の手で交通事故から守ろう。親子で一緒に交通安全について学び考えよう』という意味が込められているそうです。
心がえぐられるような、悲しい事故のない社会になりますように。