- 園ブログ
『大津祭』の裏側に潜入!

今回は、私たちの保育園がある、大津市のお祭りを紹介したいと思います。
私たちの保育園は、日本のほぼ中央に位置する滋賀県の南側、大津市にあり、古くから発展してきた町ということで、盛大で華やかな祭りがたくさんあります。
大津祭は、奈良時代に創建された天孫神社(てんそんじんじゃ)の祭礼のひとつで、お隣の京都の祇園祭の影響を受けながら、独自の発展を遂げてきたお祭りとのことです。きらびやかな装飾をほどこした13の曳山(ひきやま)と、それぞれの曳山に仕掛けられたからくりが披露されます。

実は、私は日本伝統の横笛を吹くのが趣味なんですが・・・
今回、何と!その大津祭のお囃子の練習を、見学させていただける事になりました!!
事の発端は・・・大津駅の近くにあるカブトムシの専門店。
保育園で飼育していることもあって、よく飼い方の相談にのってもらっていたのですが、ふとした事から、私が龍笛を吹いて楽しんでいるという話になり、「それならば、今度大津祭のお囃子の練習がありますよ」と、店長さんに誘っていただいたのがきっかけでした。
こちらが、そのお囃子の練習場。
13基ある曳山の一つ、旧・猟師町の皆さんが、代々受け継いで来られた神功皇后山(じんぐうこうごうやま)です。

お囃子は龍笛(りゅうてき)、摺り鉦(すりがね)、締め太鼓と宮太鼓を使います。
鉦(かね)は、小学生の子どもたちが担当します。

練習の合間にお話を聞いてみると、
「曲を覚えるのが大変です」
「演奏の途中で、どこかわからなくなったら、戻るのが難しいです💦」との事でした。
小学生になったら参加できるみたいですよ。
くじらチームのお友だち、いかがでしょうか?
中学生になると太鼓の担当になります。

こちらも、お話を聞いてみました。
「小学校3年生からやっていて、4年目です」
「流し(の曲)が難しいです。宵山(の曲)は好きかな」
流しの曲は、曳山が坂道を登るときの曲なので、速くてとても複雑なリズムなのです。
笛は、長い方だと何十年もされているとの事で、みなさんとってもお上手でした。
「笛は難しいね。1年目は息が入っているだけだったよ」とお話してくださいました。

するとここで、「一緒に吹いてみますか?」と嬉しいお誘いが。
「えっ、いいんですか?」と恐縮しながらも、参加させていただきました。
隣の方の指を見ながら吹いていると、途中から左右の指を入れ替えて、こちらが読みとりやすいようにしてくださるという神対応。貴重な体験に、感謝感謝です。
10月7日(土)、保育園の運動会が終わってからの宵宮(よみや)は、提灯も灯ってとってもきれいでした。

「やっぱり、宵宮のこの雰囲気はいいよな〜」という声もたくさん聞かれました。
にぎやかさだけでなく、堅苦しくなくて、ある程度の自由な雰囲気がある感じがします。
何と、この日もお囃子に参加させていただきました。

やはりお祭り本番のお囃子は格別ですね。
10月8日(日)の本祭(ほんまつり)は、神事らしく黒紋付袴で厳かに、午後は着流しで華やかでした。
朝の9時から夕方5時半まで、午前午後に分かれて巡行します。
それぞれの曳山町に戻るまで、約10時間演奏し続けるので大変ですね。

こんなところに出入口が・・・

午後は残念ながら雨のため、途中で巡行を中止して戻ることになってしまいましたが、いろいろな曳山の様子も見ることができて良かったです。
皆で盛り上げようとエネルギッシュな演奏だったり、落ち着いた雰囲気でていねいに演奏されたりと、曳山ごとの違いも見られました。
こちらは、現在の石山くじら保育園事務室の入口。
大津祭でいただいてきた、粽が飾ってあります。
玄関先や軒下につるしておくと、厄除けになると言われています。

この厄除け粽は、曳山の上から集まった人たちに撒いてくれるものなのですが、集まってくれた人々に、福のおすそ分けをするという意味合いがあるそうです。
子どもたちにも、地域の行事や伝統文化にたくさん触れてほしいと思っています。
10月のお誕生日会では、お囃子の龍笛のメロディーを紹介する予定です。