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ぐーぐるで調べたよ!【4.5歳児 そら・くじらチーム】

そら・くじらチームのお部屋に、素敵な仲間が増えました。
その名は『カブトムシ』と『クワガタムシ』!
カブトムシは、主任の先生が自宅近くの山から、子どもたちの為に捕まえて来てくれたもの、そしてクワガタムシは、地域の方からいただいたものです。
初めてお部屋に連れて行った日、ケースを見るなり「カブトムシや!!」と大興奮の子どもたち。
(中を見なくても、わかったみたいです)
でも・・・実のところ、カブトムシの育て方も知らなければ、どんな生き物なのかも、詳しくは知らないんですよね・・・💧
『知らなければ調べてみよう!』という事で、お部屋にある図鑑を持ってきて、いざカブトムシ・クワガタムシ博士の道へ!


ひらがなが読めるお友だちは率先して、声に出して読み始めます。
「やこうせい・・・だって!」
「やこうせいって?」
「知ってる!朝は寝て、夜に遊び始める事やで。」
「へー、じゃあ、朝は寝てるから動かへんのか。」
メダカの時に続いて、ここでも担任の出る幕は無し。(下記参照)
たったひと粒の卵から・・・|石山くじら保育園|滋賀県大津市の保育園 (kujirakodomo.com)
「よく知ってるなぁ」のひと言で終わりました(笑)
お部屋にある図鑑で生態を知る事はできましたが、飼い方までは載っておらず・・・
「どうしようか?」とみんなで考えていると、
「先生、ぐーぐるで調べようや!」
なるほど、その手がありましたね。
そこで、残りのわからない部分はパソコンで調べました😹
「何て調べたら出てくるかなぁ?」と聞いてみると、サラリと「カブトムシのお世話のやりかた!」
その通りに打ち込むと、見事にヒット。さすがです(笑)
こんなやりとりをしながら調べた結果・・・
・お水は霧吹きで土が濡れる程度にかける(やりすぎるとカビの原因に!)
・広葉樹の木や葉っぱが大好き
・お日様が直接当たると暑くて弱ってしまう
・葉っぱを濡らして入れておくと土が早く乾かない
・土がべちゃべちゃになったらすぐに交換
この中で子どもたち、ひとつ気になることが。
「こうようじゅって何?」
これには生き物博士も頭に?を浮かべていました。
ようやく担任の出番です。
広葉樹と針葉樹の違いを伝え、子どもたちが広葉樹が何かわかると、
「桜の木って、大きくてお空に広がってるよな!」
「じゃあ 広葉樹やん!」
大正解です。
カブトムシとクワガタムシの好きな物を知った子どもたち。
好きな物を、虫かごに入れてあげたい!という素敵な思いで「桜の葉っぱ、取ってくるからな」と虫かごの中の仲間に話しかけいました😄
そして休み明け、忘れずに「先生!桜の葉っぱ取って来たで!!」と、葉っぱがたくさん入った袋を握りしめて持って来てくれました!
さっそく水でぬらして、たくさん入れてあげました。
すぐに葉っぱの下に潜り込んでいましたよ。

カブトムシとクワガタムシ、合わせて6匹。
毎日虫かごの中を見ては、全員いるか数えたり、土を触って乾いていないか、底に水がたまっていないか確認したり・・・
「命は大事だからね!」と言いながら、観察・お世話を怠りません!
これから卵を産んで、その卵がかえったら、今度は長~い幼虫時代を経てさなぎになり、そして来年の夏にまたカブトムシに会えるまで・・・楽しみです。
大事に育てていこうね!