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祝い太鼓【6月のお誕生会】
6月と言えば、さくらんぼや梅が旬を迎えたり、紫陽花が美しく咲いたりする雨の季節ですね。
そんな素敵な時期に、元気に生まれてきてくれたお友だちは7人。
6歳
5歳
4歳
3歳
2歳
みんな、ひとつ大きくなりました。
好きな食べ物は何ですか?
「もも・みかん・りんご・コロッケ・何でも!」
たくさんのお友だちの前で、ちょっぴり恥ずかしそうにしながらも、上手にインタビューに答えてくれました。
そんなお誕生児さんをお祝いする、今月の出しものは…和太鼓演奏です。
実は、この5月に入職してくれた、調理師のTさん。
滋賀県大津市を中心に活動されている、和太鼓集団『湖鼓RO』(こころと読みます)の一員なんです。
若かりし頃に、京都の保育園でずっと和太鼓に取り組んでいた園長とすっかり意気投合し、今回はゲストにお仲間さんにも来ていただいての演奏が実現しました。
まずは和太鼓紹介から。
大きな宮太鼓、小さな締太鼓、その音色の違いを実際にたたいて聞かせてくださってからの演奏へ。
題名は《蒼き風》
「おお~、かっこいい~!」
その迫力ある音色に、子どもたちはもちろん、職員もすっかり引き込まれてしまいました。
続いて横笛演奏。
子どもたちがよく知っている『かたつむり』『かえるの歌』そして『HAPPY BIRTHDAY』の演奏です。
笛に合わせて、みんなも楽しそうに歌っていました。
次に、和太鼓クイズへと進みます。
「和太鼓は、ある動物の皮で作られています。何の皮でしょうか?」
「1.ライオン 2.牛 3.くじら」
「正解は…牛でした~!」
「やった~!!」
クイズに正解し、子どもだちは大喜び。
お誕生会はここで終了だったのですが、実は続きがあります。
石山くじら保育園では、毎年5歳児が発表会で和太鼓に取り組んでいます。歴代の5歳児の和太鼓演奏を見てきている今年度のくじらチームさんは、「次は、僕たち私たちの番」と、誰に言われるでもなく感じてくれているようなんです。
そこで、良い導入になればと、体験をさせてもらう事に。
バチの持ち方、たたき方、構え方を教えてもらい、初めて和太鼓の前に立つと、
♩♩♩ ハイ ♩♩♩ ハイ ♩♩♩♩♩♩♩ ハイ ドコドコドコドコ… ♩ ヤー!
かっこよくポーズを決める、くじらチームさん。
終わってからも口々に「和太鼓おもしろかった~!」「もっとたたきたかったなぁ」と、大満足な様子でした。
それを見ていた、4歳児のお友だちが「僕もたたきたいな」と言うと、「私たちが1年生になったらやで」と答える5歳児。
こんな風に、しっかりバトンは受け継がれていくのだなぁと感じた場面でした。
それでは最後に、湖鼓ROさんの迫力ある演奏を、皆様にも少しだけお届けしようと思います。
ちなみにですが、ご近所から騒音の苦情がこないように、日頃の2割ぐらいの力だそうです。
えーーっ?これで?と思ったのは、私だけではないと思いますが(笑)
題名は《うずころ》