- 園ブログ
ドキドキの『Live119』初体験!

保育園では毎月、火災や地震、台風、不審者侵入など、色々な場合を想定して避難訓練を行っています。
そして、年に1度は消防署の方にも立ち会っていただき、直接子どもたちや職員に指導をしていただいているのですが…今年度は、いつもと違ってちょっとドキドキすることが。
それは、通報訓練で初の『Live119』の実践に挑戦するということ!
皆さまは、この『Live119』というのをご存知でしょうか?
通報者がスマートフォンを使用して映像を送信することで、消防指令室で現場の状況をリアルタイムに確認できるシステムのことです。
このシステムにより、音声だけでは伝わらない状況が映像で確認でき、迅速な消防・救急活動による被害の軽減や救命につながるというものです。
いざ、避難訓練開始!
10時過ぎ、給食室より出火。
初期消火を試みるものの失敗。
非常ベルが鳴り響く中、全園児避難開始。
そして通報訓練も開始!
①スマートフォンで119に電話をかけます(あらかじめ訓練であることは伝えてあります)
②石山くじら保育園が火事だということを伝えます。
③消防署の方から『Live119』の協力要請があります。
④スマートフォンにショートメールでURLが届きます。
⑤ガイダンスに沿って進めていくと、撮影開始。
⑥子どもたちが避難する様子を、撮影しながら伝えます。
⑦人数確認。全園児、無事避難完了。けが人も無く『Live119』終了。
担当の職員から、❝おさない かけない しゃべらない もどらない❞の、おかしもの約束について、確認のお話がありました。

春から毎月避難訓練を行っていることで、乳児クラスのお友だちも、泣かずに上手に避難できましたよ。

その後消防士さんからも、火事で1番怖いのは❝けむり❞だというお話をしてもらいました。
煙を吸い込まないように口をおさえること、煙は上に上がっていくので背を小さくして、かがみながら避難することの再確認です。

更に、職員の消火訓練。



そして、子どもたちのお待ちかね、消防車の見学もさせていただきました。


すると、ピピピピ…呼び出し音とともに、出動命令!
どこかで何かがあった模様です。
すぐさまオレンジ色の救助服に着替えると、サイレンを鳴らしながら出動して行かれました。

「頑張ってね~!!」みんなで声援を送りながら、見えなくなるまで手を振る子どもたちでした。
今回初めて体験した『Live119』
使わなくて済むなら、もちろんそれに越したことはないのですが、知っておくといざという時に大変役に立つと思います。
私たちも、とても勉強になりました。
